読書記録

2005年9月12日 読書
山月記/中島 敦

現国の授業で朗読のテープを聴きました。漢文調のひびきがかっこよかったなあ。

主人公の言葉が心に残ってます。自分が言っているようだった。自分に似ている人物が出てくる作品は得意じゃないです。

テープを聴いてる間ずっと、惑わされるな、流されるなと思ってました。どうしても自分を重ねてしまいがちで、それに流されそうになる。音楽を聴くときも同じかもしれない。

他人の言葉で生きるより、自分の意思を持っていきたい。思考を形成していくうえで、いろいろなものを参考にするのは素晴らしいと思うけれど、それを完全にコピーするのは恐ろしい。他人の言葉と自分の言葉の区別がつかないと、某アイドルになってしまいますよ。

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