ドラゴン桜 (1)/三田 紀房
学校の進路の先生に借りて、久しぶりにマンガを読みました。「役に立つ」「ためになる」と言われて貸していただいたのですが、正直なんだかなあという感じです。
偏差値30台の高校生が、日本の最高学府といわれる東大を目指す・・・テーマは非常に分かりやすくて、エンターテイメントとしては軽い感じで読むことができました。絵はあまり好きではないけれど、イラストを楽しむマンガではないと思うのであまりふれません。
「役に立つ」「ためになる」というのはもんのすごく人それぞれであると思います。受験のテクニック本として読むほど、私はこのマンガを信用はできません。これを読んでモチベーションを高めようという人には「役に立つ」のかもしれませんが、残念ながら私には息抜き程度の作品にしかなりませんでした。
学校の先生は自信たっぷりでオススメしてくださったけれど、私にはなんとも。最初にも書いたとおり、エンターテイメントとしかなりませんでした。
学校の進路の先生に借りて、久しぶりにマンガを読みました。「役に立つ」「ためになる」と言われて貸していただいたのですが、正直なんだかなあという感じです。
偏差値30台の高校生が、日本の最高学府といわれる東大を目指す・・・テーマは非常に分かりやすくて、エンターテイメントとしては軽い感じで読むことができました。絵はあまり好きではないけれど、イラストを楽しむマンガではないと思うのであまりふれません。
「役に立つ」「ためになる」というのはもんのすごく人それぞれであると思います。受験のテクニック本として読むほど、私はこのマンガを信用はできません。これを読んでモチベーションを高めようという人には「役に立つ」のかもしれませんが、残念ながら私には息抜き程度の作品にしかなりませんでした。
学校の先生は自信たっぷりでオススメしてくださったけれど、私にはなんとも。最初にも書いたとおり、エンターテイメントとしかなりませんでした。
山月記/中島 敦
現国の授業で朗読のテープを聴きました。漢文調のひびきがかっこよかったなあ。
主人公の言葉が心に残ってます。自分が言っているようだった。自分に似ている人物が出てくる作品は得意じゃないです。
テープを聴いてる間ずっと、惑わされるな、流されるなと思ってました。どうしても自分を重ねてしまいがちで、それに流されそうになる。音楽を聴くときも同じかもしれない。
他人の言葉で生きるより、自分の意思を持っていきたい。思考を形成していくうえで、いろいろなものを参考にするのは素晴らしいと思うけれど、それを完全にコピーするのは恐ろしい。他人の言葉と自分の言葉の区別がつかないと、某アイドルになってしまいますよ。
現国の授業で朗読のテープを聴きました。漢文調のひびきがかっこよかったなあ。
主人公の言葉が心に残ってます。自分が言っているようだった。自分に似ている人物が出てくる作品は得意じゃないです。
テープを聴いてる間ずっと、惑わされるな、流されるなと思ってました。どうしても自分を重ねてしまいがちで、それに流されそうになる。音楽を聴くときも同じかもしれない。
他人の言葉で生きるより、自分の意思を持っていきたい。思考を形成していくうえで、いろいろなものを参考にするのは素晴らしいと思うけれど、それを完全にコピーするのは恐ろしい。他人の言葉と自分の言葉の区別がつかないと、某アイドルになってしまいますよ。
ブルータワー/石田衣良/徳間書店
石田衣良さんの初のSF作品(あとがきより)。久しぶりにフィクションを読んだような。非日常的な世界が舞台となっている作品はあまり得意でなかったりします。その世界の設定を頭に入れる作業が必要になるので。それが非現実の世界なら尚更のこと。その分、そういった作品でも世界の設定が無理なく頭に入ってくる作品は、非常に心地よく読めるのですが。
この本一冊の読後感は正直あんまり良くなかったけれど、それだけで終わってしまうのはすごくもったいない作品だと思いました。話全体の流れはあまり良いとは思わないけれど、ストーリーのそれぞれには考えさせられるところが多いなあと。
非日常世界の案内役であるキャラクター「ココ」の描写が好きです。
石田衣良さんの初のSF作品(あとがきより)。久しぶりにフィクションを読んだような。非日常的な世界が舞台となっている作品はあまり得意でなかったりします。その世界の設定を頭に入れる作業が必要になるので。それが非現実の世界なら尚更のこと。その分、そういった作品でも世界の設定が無理なく頭に入ってくる作品は、非常に心地よく読めるのですが。
この本一冊の読後感は正直あんまり良くなかったけれど、それだけで終わってしまうのはすごくもったいない作品だと思いました。話全体の流れはあまり良いとは思わないけれど、ストーリーのそれぞれには考えさせられるところが多いなあと。
非日常世界の案内役であるキャラクター「ココ」の描写が好きです。
爆笑!夫婦問題/太田光代/大和出版
前回に引き続いて太田光代さんの著書。文字から旦那様への優しさが溢れていてとても素敵。どうしてこうも現実世界で素敵な恋愛をしている人の話は素敵なんだろう。
「太田流おとぎ話リラックス法/人の声って優しい」が心に残ってます。どうでもいい話から深い話まで、ゆっくりと時間をかけて会話する。優しい空気の中で、言葉がスラスラーっと出てきて、すごく落ち着ける。そんなあったかい気持ちのまま眠れる日は本当に幸せだから。
あとがきを光さんが書いていますが、すごく静かな文章だなあと思いました。
前回に引き続いて太田光代さんの著書。文字から旦那様への優しさが溢れていてとても素敵。どうしてこうも現実世界で素敵な恋愛をしている人の話は素敵なんだろう。
「太田流おとぎ話リラックス法/人の声って優しい」が心に残ってます。どうでもいい話から深い話まで、ゆっくりと時間をかけて会話する。優しい空気の中で、言葉がスラスラーっと出てきて、すごく落ち着ける。そんなあったかい気持ちのまま眠れる日は本当に幸せだから。
あとがきを光さんが書いていますが、すごく静かな文章だなあと思いました。
奥様は社長―爆笑問題・太田光と私/太田光代/大和出版
爆笑問題の太田光さんの奥様である、光代さんの著書です。旦那様のことを愛しておられるのだなあーというのがすごく伝わってきます。寝る前に三時間、ご夫婦でお話をする時間を毎日持っているんだそうです、そのエピソードが素敵だなあと思いました。
大切な人のすぐ側で働けることってすごく幸せそうだなあと思います。そういう場所でも、公私をちゃんと別にして仕事ができるってかっこいい。これは私のちょっとした憧れなので。
素敵な人と、素敵な恋をして、幸せになりたい。
自分だけでなく、相手も幸せだったら、すごく素敵なことだと思う。
爆笑問題の太田光さんの奥様である、光代さんの著書です。旦那様のことを愛しておられるのだなあーというのがすごく伝わってきます。寝る前に三時間、ご夫婦でお話をする時間を毎日持っているんだそうです、そのエピソードが素敵だなあと思いました。
大切な人のすぐ側で働けることってすごく幸せそうだなあと思います。そういう場所でも、公私をちゃんと別にして仕事ができるってかっこいい。これは私のちょっとした憧れなので。
素敵な人と、素敵な恋をして、幸せになりたい。
自分だけでなく、相手も幸せだったら、すごく素敵なことだと思う。
読書の秋を先どりしてみる
2005年8月24日 読書
先日、河合塾の全統模試を受けてきたのですが、国語の試験に使われていた、加藤周一著「文学の仕事」の一部分に感動しました。
私が日々思っていたことが、これだ!という感じで著されていて、問題を解きながら何度も何度も読み返しました。
久しぶりに真剣に文章を読んだらきちんと読書がしたくなって、妹のお部屋でいろいろ漁ってます。難しい専門書とかでなければ、基本的にどんな本でも読みたいなあと思っているので。
このところ、広島では空気がひんやりとしてきて、過ごしやすくなってきました。ちょっと前までは、こんなに暑いのに秋なんてくるわけない!と思ってましたが、ちゃんと秋はやってくるみたいですね。そんなわけで、一足早く読書の秋に目覚めてみようかと思います。
とりあえず、「文学の仕事」も収録されているらしい、「私にとっての20世紀」が読みたいです。よく利用する図書館にもあるみたいなので、探してこようかと。
アマゾンのレビューを見る限り、難しそうな本なんだけどどうかなあ。
ひとつ素敵な作品に出会うと、そこからどんどん新しい本との出会いが広がっていく。同じ著者の本だったり、同じテーマを扱った本だったり。そういう何かのつながりをもった本を選択していくことはとてもおもしろい。だからこそ、全く新しい、今までにつながりのない作品に出会ったら、その先にもたくさんの楽しさが待っているようで、胸が膨らむ。
現在、ワクワク真っ最中。心のすみずみまで、温かい血液が循環している感覚。
私が日々思っていたことが、これだ!という感じで著されていて、問題を解きながら何度も何度も読み返しました。
久しぶりに真剣に文章を読んだらきちんと読書がしたくなって、妹のお部屋でいろいろ漁ってます。難しい専門書とかでなければ、基本的にどんな本でも読みたいなあと思っているので。
このところ、広島では空気がひんやりとしてきて、過ごしやすくなってきました。ちょっと前までは、こんなに暑いのに秋なんてくるわけない!と思ってましたが、ちゃんと秋はやってくるみたいですね。そんなわけで、一足早く読書の秋に目覚めてみようかと思います。
とりあえず、「文学の仕事」も収録されているらしい、「私にとっての20世紀」が読みたいです。よく利用する図書館にもあるみたいなので、探してこようかと。
アマゾンのレビューを見る限り、難しそうな本なんだけどどうかなあ。
ひとつ素敵な作品に出会うと、そこからどんどん新しい本との出会いが広がっていく。同じ著者の本だったり、同じテーマを扱った本だったり。そういう何かのつながりをもった本を選択していくことはとてもおもしろい。だからこそ、全く新しい、今までにつながりのない作品に出会ったら、その先にもたくさんの楽しさが待っているようで、胸が膨らむ。
現在、ワクワク真っ最中。心のすみずみまで、温かい血液が循環している感覚。