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小6男児、屋上の天窓を破り転落死 東京・杉並 [日経新聞]
2008年6月18日 時事ニュース コメント (5)
06月18日付 日経新聞の報道「小6男児、屋上の天窓を破り転落死 東京・杉並」へのコメント:
情報が少ないのですが、少し考えてみます。
(1).そもそもこの屋上は授業で使うことを想定していたのか
授業で使うことを前提としているのであれば、安全面の確保は必ず求められるべきことです。なおかつ、小学校という場の特性も考慮した上で、設計がされるべきであり、また、部品の劣化が予測されるのであれば、その点検・保守も確実に行われるべきでしょう。
逆に、授業で使うことを想定していない屋上だったのであれば、授業者はそのような場所に児童を立ち入らせるべきではないし、授業を行うべきではありません。
(2).授業者は天窓に危険があることを認識していたのか
授業者、あるいは学校全体として、この屋上の天窓についてどの程度の危険意識を持っていたのかという点が問題だと思います。
(1)で述べたように、授業で使うことも想定して設計された屋上であり、学校全体として安全であるという認識を持っていたのであれば、この事故は防ぎようがなかったと言わざるを得ません。
逆に、多少なりとも危険が予測されているのであれば、そこで授業活動を行うことはできる限り避けることが望まれるし、やむをえず授業をしなければならないのであれば、細心の注意を払って行うべきであったと考えます。
ある程度の危険が予測される授業を行うのであれば、日頃の児童や学級の様子も考慮にいれた上で、その判断は慎重であるべきです。
(3).屋上での授業にあたって、どのような注意が行われたのか
屋上での授業は特別授業であり、日常的なものではなかったということなので、屋上で授業をするにあたって、どのような注意が行われたかということについても重要な点であると考えられます。
(2)で述べた天窓の危険を授業者が認識していたのであれば、当然そのことについての注意あるいは説明があってしかるべきであり、その説明が児童に対してどの程度行われたのかということも問われると思います。
授業中に起こってしまった事故ということで、今後責任の所在が追及されていくのだと思います。私は、上に述べた(1)〜(3)が大きなポイントになるのではないかと思います。
亡くなった児童の親御さんや、一緒に授業を受けていた他の児童のことを考えると胸が痛みます。
こういう事故は絶対にあってはならないし、私もものづくりに携わる者として、そして教育に携わる者として、他人事ではないと考えます。
気を引き締めていかなくては。
情報が少ないのですが、少し考えてみます。
(1).そもそもこの屋上は授業で使うことを想定していたのか
授業で使うことを前提としているのであれば、安全面の確保は必ず求められるべきことです。なおかつ、小学校という場の特性も考慮した上で、設計がされるべきであり、また、部品の劣化が予測されるのであれば、その点検・保守も確実に行われるべきでしょう。
逆に、授業で使うことを想定していない屋上だったのであれば、授業者はそのような場所に児童を立ち入らせるべきではないし、授業を行うべきではありません。
(2).授業者は天窓に危険があることを認識していたのか
授業者、あるいは学校全体として、この屋上の天窓についてどの程度の危険意識を持っていたのかという点が問題だと思います。
(1)で述べたように、授業で使うことも想定して設計された屋上であり、学校全体として安全であるという認識を持っていたのであれば、この事故は防ぎようがなかったと言わざるを得ません。
逆に、多少なりとも危険が予測されているのであれば、そこで授業活動を行うことはできる限り避けることが望まれるし、やむをえず授業をしなければならないのであれば、細心の注意を払って行うべきであったと考えます。
ある程度の危険が予測される授業を行うのであれば、日頃の児童や学級の様子も考慮にいれた上で、その判断は慎重であるべきです。
(3).屋上での授業にあたって、どのような注意が行われたのか
屋上での授業は特別授業であり、日常的なものではなかったということなので、屋上で授業をするにあたって、どのような注意が行われたかということについても重要な点であると考えられます。
(2)で述べた天窓の危険を授業者が認識していたのであれば、当然そのことについての注意あるいは説明があってしかるべきであり、その説明が児童に対してどの程度行われたのかということも問われると思います。
授業中に起こってしまった事故ということで、今後責任の所在が追及されていくのだと思います。私は、上に述べた(1)〜(3)が大きなポイントになるのではないかと思います。
亡くなった児童の親御さんや、一緒に授業を受けていた他の児童のことを考えると胸が痛みます。
こういう事故は絶対にあってはならないし、私もものづくりに携わる者として、そして教育に携わる者として、他人事ではないと考えます。
気を引き締めていかなくては。
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